2023.01.06
indeedだけじゃない!コスパのいい採用を目指す上で便利なツールを紹介
求人検索エンジンとして多くの企業から注目を集め、月間ユーザー数4000万人・国内登録者数17万社と圧倒的な規模を誇るindeed。無料掲載をはじめとする様々なサービスは採用におけるコストパフォーマンスも良く、ベンチャー企業から大手企業までが活用されています。利便性の良さから採用ツールとして積極的に活用されるケースが増えていますが、競合の増加などによって応募数が鈍化しはじめている現象も起こり始めています。
このままindeedを活用し続けていきたいと考えるかもしれませんが、ただでさえも採用難の続く現状。応募数が少ない状況が続いていくのは、長い目で見ても決してよろしくありません。反響が落ちている傾向に陥りかけているならば、早い段階で次の一手を打つことで状況を打開する必要があります。
そこで今回、indeed以外にお勧めできるコスパのいい採用ツールをご紹介いたします。
効果改善に向けて、まず行うべきこと
まず、効果改善に向けて取り組むべきポイントを整理するところから始めましょう。計画性と戦略性をもって施策を考え、実行することは採用成功において必ず行うべきです。そのポイントを紹介いたします。
■求人原稿における記載内容の見直し
求める人物像が仕事内容とのバランスが取れているか、整合性が取れているかを確認した上で、求める経験・スキルなどの条件面の緩和を行います。同時に採用ターゲットに見合う給与か、安心して応募できるような福利厚生が用意されているかなど、諸条件について見直しができるところは改善に取り組みましょう。
■採用コンテンツの強化・広告展開の見直し
そもそもindeedのみでの展開で問題ないかを検証し、必要に応じて違うコンテンツの展開や上位プランへの変更なども検討していきたいです。特に広告展開の見直しにおいては、indeedに近い求人検索エンジンを選定することで、求職者の発見性向上につなげていきましょう。
お勧めの求人検索エンジン
広告展開を拡大しながらも、これまで同様にコスパの良い採用活動を行うのであれば、indeedのような求人検索エンジンの活用がお勧めです。今回は日本国内で展開する、2つの求人検索サイトをご紹介。それぞれの特徴について解説いたします。
■スタンバイ(株式会社スタンバイ)
2015年にリリースされた「スタンバイ」は、ヤフー株式会社やLINE株式会社を傘下に収めるZホールディングス株式会社、そしてハイクラス転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチの共同出資によって設立された株式会社スタンバイが運営しています。
大きな特徴の一つとして「Yahoo!しごと検索」と連動しており、Yahoo!でキーワード検索すると、検索結果の上位に求人情報が表示されます。さらに2020年末にスタンバイ自体がYahoo!しごと検索に組み込まれたことにより、Yahoo!検索で特に利用の多い20代後半~50代ミドル世代の採用において、圧倒的なリーチを獲得することができます。
また、スタンバイはあらゆる雇用形態や採用条件、職種などに対応することができるので、他の求人サイトとは異なり、雇用形態に関わらずに幅広く仕事を探したいニーズにも応えられます。また、indeedと比較して低コストで運用をスタートできる点も魅力です。
<スタンバイの強み>
◎Yahoo!しごと検索との連携で応募数を大幅強化 ミドル層採用に効果を発揮
◎正社員やアルバイトのほか、新卒・インターン・業務委託・インターンにも対応
◎低コストから運用をスタート可能
■求人ボックス(株式会社カカクコム)
スタンバイと同じ2015年にリリースされた「求人ボックス」は、「価格.com」や「食べログ」の運営会社として知られている、株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。求人ボックスの最大の特徴は、カカクコムが長年蓄積してきたサイト構築やSEO対策などのノウハウが豊富であること。認知拡大や集客力に課題を抱える企業に対し。有効性の高いソリューションを提供することが可能です。
また、検索結果の表示順位では「検索ワード」「ユーザーニーズと求人情報のマッチ度」「情報の鮮度や給与・勤務地」「クリック率などのユーザー行動」を評価し、求職者が求める質の高い情報提供ができます。しかも求人情報の掲載元サイトへのリンクも表示されるので、ミスマッチが起こりにくいのも大きな特徴です。
月間ユーザー数もここ2年で500万人から800万人に拡大(2020年5月→2022年3月の推移)しているように、プロモーション活動に力を入れているので、今後もユーザー数が伸びていくことが見込まれる点も強みと言えるでしょう。
<求人ボックスの強み>
◎「食べログ」などで養ったサイト構築やSEO対策に豊富なノウハウあり
◎求職者の求める検索結果の上位表示と掲載元企業へのリンクも可能
◎プロモーションに力を入れ、月間ユーザー数が急増中
求人検索エンジン以外の施策について
メディアやスカウト、リファラルなど採用手法が多様化していく中で、新たな施策として注目を集めているのが「SNS広告」です。最近行われた調査によると、SNSの利用率は2019年末の78.2%から2022年末には83.3%に達する見込みとなっています(ネットユーザー全体に占める割合)。
そんな状況下でSNS広告を活用することにより、求人メディアや人材紹介ではなかなかリーチできなかった転職を検討している「転職潜在層」の掘り起こしが可能となります。その人数はFacebook単体でも約2600万人とも言われ、大手求人メディアの約1000万人を大きく上回っています。
TwitterやFacebook、Instagram、LINE、YouTubeなどのSNS広告は特に若手層の採用に効果が高く、20代を中心とする採用に課題を抱えていた企業にとっては集客効果によって応募数の増加も期待できます。
また、検索連動型の広告を活用すれば、エリアや時期を限定しての採用活動に大きな効果を得ることができますので、Indeedなど求人検索エンジンと組み合わせることでより戦略的な採用を低コストで運用することも可能になります。
天職市場ならばIndeedを含めた求人検索エンジンのほか、SNS広告や検索連動型広告の提案を戦略の部分から行うことが可能です。また、運用においても効果測定を含めた対応を行いますので、PDCAサイクルを回しながらより効率の高い採用活動をサポートいたします。ぜひご検討ください。
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