COLUMN 採用お役立ちコラム

2024.04.03

企業から面接者にお礼メールを送る必要性は?ポイントや例文も紹介

面接に来てくれた求職者にお礼メールは必要なのでしょうか?
ビジネスシーンでお礼メールが必要なように、求職者にとっても企業側からのお礼メールは意味があるものです。
そこで今回の記事では、企業が中途採用の面接後に求職者へお礼メールを送るべきか、そしてその理由や正しいタイミング、どういった内容で送るべきか、といった内容について詳しく解説していきます。

【目次】
面接者にお礼メールは送ったほうが良い
お礼メールを送信する時のポイントは?
お礼メールの例文
お礼メールを送る際の注意点は?
まとめ

【結論】面接者にお礼メールは送ったほうが良い

会社説明会や面接を終えた後、求職者に対してお礼メールを送ることは、一見すると意味がないことのように思えるかもしれません。
しかし、このような細やかな対応が企業としての丁寧さや誠実さを示し、求職者にポジティブな印象を与えてくれます。
求職者がもし採用とならなかった場合でも、今後はお客様としてポジティブな印象を持ってもらえたほうが、企業としては良いですよね。

お礼メールを送信する時のポイントは?

面接時に話した内容を含める

面接では、求職者と色々な話をすると思います。
実際に面接時に話した内容をお礼メールに取り入れることで、特別感のあるメールにすることができます。
例えば、面接当日の天候や特定の質疑応答、印象に残ったことなど、具体的な話題に触れることで、求職者に「自分だけに向けられたメッセージ」を感じさせることができるでしょう。

質問を促して話を聞く場を設ける

お礼メールでは、簡単に問い合わせられるような言葉を添えると、求職者がより積極的に質問するきっかけとなります。
また、このようなオープンな態度は、企業への印象をよりポジティブなものに変える効果があります。

お礼メールの例文

面接後のお礼メール

件名:面接へのご参加ありがとうございました – 【会社名】

〜〜〜様、

この度は、[日付]に[会社名]の面接過程にご参加いただき、誠にありがとうございました。貴重なお時間を割いていただき、当社のためにご自身の経験とビジョンを共有していただいたことを大変嬉しく思います。

面接では、〜〜〜様のこれまでの業務経験やスキル、そして【会社名】で実現したい目標についてお聞きすることができ、非常に興味深い議論ができたと感じています。〜〜〜様が持つ【具体的なスキルや経験】に関する知識や見識は、私たちにとって大変価値あるものだと感じました。

現在、私たちは複数の候補者との面接を進めておりますが、選考過程が一段落し次第、改めてご連絡を差し上げます。結果の通知は【予定されている通知の時期】までにはお届けできる予定ですので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

〜〜〜様にお会いできたこと、そして【会社名】への興味を持っていただいたことに改めて感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

何かご不明な点やご質問がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。〜〜〜様の将来に向けた歩みが、【会社名】でのキャリアとともに実現することを願っております。

会社説明会後のお礼メール

件名:【会社名】説明会へのご参加ありがとうございました

〜〜〜様、

こんにちは。【会社名】の【担当者名】です。先日は、弊社の会社説明会にご参加いただき、誠にありがとうございました。

〜〜〜様には、弊社の事業内容、企業文化、そして私たちが大切にしている価値観について共有することができたことを嬉しく思います。説明会では、弊社の現状や将来の展望について詳しくお話しする機会を持てたこと、また、貴重なご意見や質問をいただいたことに感謝しております。

説明会の内容について、何かご不明な点やさらに知りたい情報がありましたら、遠慮なくご連絡ください。〜〜〜 様からの質問や疑問にお答えできることを楽しみにしております。

また、説明会で触れられなかった詳細や、弊社の最新情報については、弊社採用ホームページに随時更新しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

今後の採用過程において、〜〜〜様と再びお会いできることを心より楽しみにしております。弊社へのご興味を持ち続けていただけることを願っております。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

お礼メールを送る際の注意点は?

面接後に送るお礼メールは、求職者にポジティブな印象を与えるチャンスです。
しかしメールを送る際に失敗をしてしまうと、せっかくの努力が水の泡になってしまうこともあります。
ここでは、お礼メールを送る際の注意するべき点について紹介していきます。

適切なタイミングで送信する

面接後、お礼メールを送る際のタイミングは非常に重要です。
最適なタイミングは、その日のうち、または翌日にメールを送りましょう。
これは、面接が終わった直後の印象がまだあるうちに、企業の存在を印象づけるためです。
もし送信が遅れてしまうと、求職者があなたのことを正確に覚えていない可能性があります。
そのため、面接後の翌日までにはお礼メールを送ることが望ましいです。

宛名とメールアドレスの確認を徹底する

お礼メールを送る際、宛名やメールアドレスを間違えると、求職者に不快感を与えかねません。
間違いを避けるためにも、宛名リストの確認や、メール送信前のダブルチェックが重要です。

繰り返されるお礼メールを避ける

お礼メールを送った後、求職者からまたお礼を言われるというメールの繰り返しが起こる場合があります。
これを防ぐためには、お礼メールの最後に「ご質問がなければ返信不要です」という文言を添えると効果的です。
これにより、お礼のメールのやりとりが何回も続くことを防ぐことができます。

まとめ

企業と求職者との間でのお礼メールは、必ずしも必要とは言いませんが、企業に対してのポジティブな印象を与えることと、求職者のモチベーションを高める効果があります。
文面には感謝の気持ちをしっかりと込め、誠実な対応を心掛けることが重要です。
本記事で紹介したポイントと例文を用いて、面接後はぜひお礼メールを送ってみてはいかがでしょうか?

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