2019.09.20
どんな採用ツールが効果的?種類とそれぞれの目的とは?
採用サイトやパンフレット等、就活中の学生に自社をアピールする採用ツールはたくさんあります。
しかし、どの採用ツールも一様に同じ効果があるものではありません!
採用ツールの制作にはコストがかかるので、できるだけ効果を期待したい人事の方も多いことでしょう。
今回はターゲットと目的に応じたツールの紹介を3つのポイントでお伝えします。
目次
- 1.採用ツールにはどのようなものがあるのか
- 2.各採用ツールのメリット・デメリット
- 3.目的とベストタイミングとは?
- 4.まとめ
1.採用ツールにはどのようなものがあるのか
採用ツールとは、学生の興味関心を集めて応募意欲を引き出し、求める人材を確保するために使用するツール(道具)のことです。
採用ツールは時代と共に変化します。ここでは現在多く使われている採用ツールを紹介します。
- <採用サイト>
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- ・採用情報や業務内容等の他、入社後のイメージができるようなコンテンツ等を掲載し、人材確保の一環を担うために開設するサイト
- ・特徴を出しやすく、デザインや面白いコンテンツなどで学生の興味関心を集めてSNS等で話題になったり、拡散されたりすることもある
- ・近年はスマホで閲覧する学生が多いため、スマホで見やすいように制作することがマストになっている
- <会社案内(パンフレット)>
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- ・従来から使用されているポピュラーな採用ツール
- ・会社説明会や合説等で配布されることが多く、手にした学生がパンフレットに直接メモを残すことができる
- ・多くの企業が使用しているため、自社ならではのアイディアやインパクトを残すことが重要
- ・デザインや装丁に工夫を凝らしたり、社長や社員、職場や商品等の写真をたくさん掲載したりすることもできる
- ・QRコードを使用して、採用サイトや動画サイトへの誘導を図ることもできる
- <チラシ>
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- ・会社案内や採用情報を簡潔にまとめたもの
- ・会社説明会や合説等で配布されることが多く、手にした学生がチラシに直接メモを残すことができる
- <合説ブース(会場装飾)>
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- ・合説において、会社の説明を行うスペース
- ・合説で初めて会社を知る学生も多く、良い第一印象を与えるための重要な採用ツール
- <ノベルティグッズ>
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- ・ボールペンやクリアファイルなどに社名やロゴを印字したもの
- <自社製品>
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- ・自社製品がある企業が使える採用ツール
- ・サンプルや商品、無料引換券やクーポン等、業界によって様々
2.各採用ツールのメリット・デメリット
採用ツールにはそれぞれメリット、デメリットがあります。デメリットを理解してメリットを活かすことで、採用ツールの効果をアップしてより学生に印象を残すことができます!
- <採用サイト>
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◯メリット
- ・スマホで気軽にサイトを閲覧できるため、閲覧する機会が多い
- ・不特定多数の学生に会社をアピールできる
- ・学生の見たいと思うコンテンツを載せたり、内容を充実させたりすることで応募意欲を刺激したり、入社後のミスマッチを予防したりできる
☓デメリット
- ・更新や管理を怠ると学生の印象が良くない
- <会社案内>
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◯メリット
- ・学生の手元に残るため、その場でなくても自社のアピールができる
☓デメリット
- ・合説では複数の企業の会社案内やチラシを一度に手にするので、一度見て終わりという可能性もある
- <チラシ>
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◯メリット
- ・印刷会社に依頼せずに自社でも作成でき、内容を説明会毎や配布シーンに合わせて変えることができる
(用紙のクオリティを気にされる場合は印刷会社に依頼をされた方がいいかと思います。)
☓デメリット
- ・合説では複数の企業の会社案内やチラシを一度に手にするので、紛れてしまう可能性がある
- ・印刷会社に依頼せずに自社でも作成でき、内容を説明会毎や配布シーンに合わせて変えることができる
- <合説ブース(会場装飾)>
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◯メリット
- ・一度に多くの学生に自社をアピールできる
- ・企業のブランディングとして、インパクトを残すことができる
☓デメリット
- ・合説に出る回数が少ない企業は使用頻度が低くなる
(かといって、合説に出る場合は作っている企業が増えているので、作らないと会場のインパクトが弱まる)
- <ノベルティグッズ>
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◯メリット
- ・学生が就活に良く使うツールをノベルティグッズにすることで、愛着や親近感を期待できる
☓デメリット
- ・コストがかかる
- ・他のツールと比べて直接的な訴求ではない
- <自社製品>
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◯メリット
- ・配布される製品が目的で訪れる学生に自社のアピールができる
☓デメリット
- ・自社製品が無い企業には取り入れることができない
3.目的とベストタイミングとは?
どの採用ツールも目的があります。
目的に合わせて良いタイミングで採用ツールを使用することで、学生に好印象が残り、応募者が増える効果が見込めます。
- ①【就活の初期】学生に興味を持ってもらう
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- ・採用サイト:ユニークなコンテンツ
- ・合説ブース:人事や先輩社員のキャラクター、インパクトのあるブース作り
- ・ノベルティグッズ、自社製品:配布自体が興味を引く
(会社案内、チラシ)
- ②【就活の初期】学生に好印象を持ってもらう
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- ・採用サイト:学生が知りたい情報
- ・会社案内、チラシ:写真や面白さ、内容の充実感
- ・合説ブース:人事や先輩社員の人柄や説明内容
- ・ノベルティグッズ、自社製品:配布自体が好印象に繋がる
- ③【就活の中期】学生に応募してもらう
-
- ・採用サイト、会社案内:入社後の姿を想像できるコンテンツ
上記の通り、同じ採用ツールでも目的や効果のあるタイミングが違い、どの段階でどこに力を入れるべきかが変わります。
4.まとめ
採用ツールは学生の興味関心を引き、優秀な人材を確保するために有効なツールです。
タイミングとターゲット(初対面の学生なのか、志望している学生なのか等)を絞って効果的に使用することで、より期待する効果が得られます。
就活初期は第一印象で好感度を上げ、中期は学生の志望度を上げるつもりで、「学生の立場になって採用ツールを取り入れること」が一番大切なのです。
特に、初期から中期、更には入社後の姿までを想像できる採用サイトや会社案内は力を入れるべき採用ツールと言えます。