COLUMN 採用お役立ちコラム

2019.10.21

貴社にマッチングした人材を採用する方法

人材を採用するのに大切なことは何でしょう。能力や学歴でしょうか。もちろん能力はある程度必要です。
しかし教育していくことでカバーできることも事実。そして学歴。学歴が良いのに求めていた人材とは違う…。
そんな経験をされた企業様も多いのではないでしょうか。人材の採用でマッチングさせるべく重要なポイントは学歴や能力だけではありません。
今回は貴社にマッチングした人材を採用する方法をご紹介していきます。

目次

  1. 1.ミスマッチの原因は?
  2. 2.貴社が本当に必要とする人物像の明確化
  3. 3.明確化した人材要件はストレートに表現する
  4. 4.まとめ

1.ミスマッチの原因は?

貴社が人材を採用したのちお互いに「思っていたのと違う」と離職に繋がってしまった採用の体験はありませんか?

なぜこのような違いがでてしまうのかというと、お互いの本質も見切れていないからです。企業は即戦力や能力を重視することで学歴や能力に目が行きがちになり人柄をきちんと把握しないで採用してしまい企業のカラーに合わないというフィーリングのミスマッチや面接時にメリットばかりをアピールしてしまい求職者が夢を見すぎてしまうというようなことも原因となります。これらを防ぐためには学歴や能力のみを判断基準にするのではなく自社のカラーに合った人材なのか、現場のリアルな現状を正直に伝え理解してくれた上で希望してくれている人材を採用することができているのかを考える必要があります。

また求職者側からの希望もしっかりとヒアリングしておくことが大切です。仕事の進め方など容認できる部分できない部分をしっかりとすり合わせることで就業後に聞いていなかったという事態を防ぐことができます。

2.貴社が本当に必要とする人物像の明確化

人材を採用するにあたり大切なことはいかに自社との相性のよい人物を見つけるかということ。

そのために必要なことは既存の能力や学歴ではありません。
仕事内容や業務のスキルは研修や指導により向上していきます。能力重視より人物重視で採用をすすめることでフィーリングのミスマッチを防ぐことができます。そのためには本当に必要とする人物像を明確化することが重要です。

具体的な人物像を作るためには、これからの企業の成長の仕方、方針をしっかりと社長や経営陣とすり合わせを行う必要があります。
企業理念を軸に合う人物を軸に自社のこれからの方向性に合わせ、既存の社員と似たような人物にするのか、まったく違うタイプで新しい風を起こすのか。それらを社長や経営陣としっかりすり合わせることで、具体的な人物像を作り上げていくことができます。

3.明確化した人材要件はストレートに表現する

求人を行う際は分母を多くするためにあいまいであったり万人受けするような表現で応募数だけを伸ばして手間ばかりがかかっても意味がありません。
明確化した人物要件はストレートに表現することで御社の本当に必要とする人物からの応募が見込めるようになります。

また、応募者側にも採用後にイメージと違っていたと離職されては意味がないので企業のメリットデメリットもストレートに表現しましょう。
面接時にはしっかりと環境のマッチングを行い、求職者、企業ともに採用後も納得して仕事ができるようにします。
環境のマッチングは同業からの転職であれば、仕事の仕方や風土など自社の仕事のあり方をしっかりと説明し納得してくれるかを確認します。
同じ業務内容でもやり方が違えばやりにくさや得意ではなくなることもあります。こういった環境のミスマッチも採用後の早期離職の原因となります。

人材募集ではあいまいな表現はせず、ストレートな表現でしっかりと自社とマッチングする人材を見つけていきましょう。

4.まとめ

いかがでしたか?貴社にマッチングした人材の採用方法についてご紹介してきました。

ポイントは既存の能力や学歴にとらわれて人柄を見ない採用をしないこと。

そして企業側は具体的な人物像を明確化することで具体的な求める要件をあげることができます。
こうした内容は採用部署のみで完結することではありません。企業の方向性など社長をはじめ経営幹部にきちんと方針を示してもらうことが成功の秘訣です。
そして本当に必要とする人材の要件はストレートに表現しフィーリングや環境のミスマッチによる早期離職にしないことです。
情報を正しく伝え合えばお互い納得したうえで働くことができ、企業の成長、人の成長につながります。

お互い情報のご認識をしていると就業後にお互い不満を募らせうまくいくことができなくなってしまいます。これではせっかくの採用も企業の発展につながらずマイナスとなってしまします。

採用活動は一期一会です。長く企業と一緒に成長してくれる人材を採用するには企業と人のマッチングが重要です。
マッチングした人材の採用のためにも今回ご紹介した内容をぜひ採用選考に取り入れてみてください。