2020.07.10
「当社取引先の某大手派遣会社の採用担当に聞いてみた!」vol.01
大手派遣会社の募集部門に配属されて15年。
マネージャー着任10年。
リーマンショックも経験してきた採用のプロへのインタビュー記事です。
(記事・メルマガ利用に関してご了承いただいております)
第1回目は製造領域におけるコロナ影響と募集状況についてお伺いしています。
コロナ影響はどうでしょうか?立ち上がりなどの兆しはございますか?
以前、影響を受けていますね。
売上や稼働人数などの詳細の数値はお伝えできませんが、数十パーセントの割合で落ちています。
ただ、自動車業界からは生産計画の話が少しずつ聞こえるようになってきましたので、サプライヤーの企業様も動き出すのではないでしょうか。そこに期待しています。
ペイドメディアはほぼ掲載していないとのお話でしたが、その後状況はいかがでしょうか?
以前お伝えした通り、ペイドメディアはほとんどストップしています。
今は、テンイチさんのIndeed(テンリク)とリスティングなどのWEB広告のみで吸引しています。コロナ以前に比べて約150%の応募効果がアップしていますね。
こういう時だからこそ、自社サイトに予算を投下して、資産化しておくこと、が重要です。
流入した情報を蓄積しておくことで、リマーケティングが効果的になるなど、ゆくゆく効率的に募集単価を抑えることができますからね。
テンイチさんに相談したら同様の意見で安心しました。
今後の募集についてご予定をお聞かせ願えますか?
やはり受注状況の増加の兆しがないと、なかなか募集費を上げられないですね。
ただ、緊急事態宣言解除からかなり経ちますし、派遣先のクライアント様もそろそろ発注を考えている、といった声も聞こえてきていますので、募集のプランニングは進めています。
買い手市場の今、1日でも早く動き出したほうが立ち上がりで有利になります。
すべてはタイミングだと思っています。
やはりペイドメディアへの出稿もお考えでしょうか?
いずれは、ですね。
ただ、Indeed(テンリク)の効果が非常に良いので、予算を増やすとしたらまずIndeedなどの自社サイト投下でしょう。
コロナ影響で紙面媒体離れが加速し、さらにはペイドメディア離れも進むでしょう。
ペイドは予算の掛け捨てと変わらないですかね。
「オウンドメディアに投下してブランディングしましょう!」
テンイチさんがいつも仰ってたことですよね。今はとても納得しています。
オウンドでいかに募集を獲得できるか、
資産化することができるのか、
これを進めないかぎり、延々と無駄な予算を使い続けることになります。
とはいえ、オウンドでまかなえない場合は、ペイドメディアに頼る必要もありますが、予算配分、バランスだと思います。
今後、私ども、天職市場に今後期待されていることがあればおうかがいしたいです。
テンイチさんはとにかくサービスの幅が広いですよね。
単なる採用ページやIndeed運用だけでなく、動画とかチャットボットとかWEB面接とか。
なので、採用全般に関わるサービスはどんどん拡充してもらいたいですね。
弊社も様々なサービスを導入させてもらってますが、費用に見合う効果を出してもらってますね。
例えばチャットボットは・・・・
次回 「某大手派遣会社の採用担当に聞いてみた!② チャットボット編」