COLUMN 採用お役立ちコラム

2023.02.10

あなたの会社は大丈夫?採用活動の障壁となる?採用に関する口コミサービスとの上手な向き合い方

【はじめに】
採用ターゲットを明確化し、魅力となる情報を網羅した求人原稿を掲載しても、思うような応募が来ない。そんな現状に疑問を感じはじめている、そんな採用担当者もいるのではないでしょうか。

ここ数年での傾向として、求職者は掲載する求人原稿やコンテンツだけではなく、外部の”口コミ”を参照するケースが増えています。かつてのような不特定多数かつ匿名性の高い大型掲示板の類ではなく、事前に個人プロフィールを登録した上で口コミ情報を掲載するサービスも拡大しており、一概には言い切れませんが信憑性の高い情報が広まっている状況と言えるでしょう。

自分たちは何の後ろめたいことは行っていないと自負していても、今や採用系の口コミサイトは無視できない存在となりつつあります。そこで今回はどのようなサービスがあるか、どのような対策を取ればいいかを紹介してまいります。

あなたの会社は大丈夫?採用活動の障壁となる?
採用に関する口コミサービスとの上手な向き合い方

【求職者が利用する主な口コミサービス】

【口コミによる応募への影響について】

【口コミに対する対策について】

【求職者が利用する主な口コミサービス】

まずは実際に求職者がどのような口コミサービスを活用し、求職活動の参考しているのかを紹介していきます。

  • ■Googleマイビジネス

    Google社が無料で提供する、検索結果画面およびGoogleマップ上に企業や店舗情報を掲載できるサービスです。求人に関することに限らずあらゆる情報が表示されるので、客観的かつ多角的な視点による評価が得られやすいのが特徴。ユーザーもGoogleアカウントがあれば、気軽に口コミ情報を掲載することが可能です。

  • ■Indeed企業クチコミ

    Indeed内にある企業の口コミサービスで、Indeedを利用する求職者から企業の従業員までが口コミ情報を掲載することができます。社内から企業風土や待遇面を書き込むことで求職者へのアピールにもなりますし、口コミに対する質疑応答などコミュニケーションもはかれるのが特徴です。

  • ■転職会議、OpenWork、Lighthouse(などの専門サイト)

    現役の従業員から離職した人など、企業の関係者が口コミを投稿できるサービスです。関係者以外からの口コミは原則できませんし、掲載にあたっては投稿者の個人情報も担保されますので、投稿内容の信憑性が極めて高いことが大きな特徴です。

  • ■TwitterなどのSNS

    上記3つのサービスとは根本が異なりますが、口コミにおいてSNSは有効なツールの1つと捉えられています。特にリツイート機能によって情報が拡散され、より広い伝達が可能となります。しかし、信憑性においてはデマを流しやすい特性があり、炎上目的での口コミも散見されています。

【口コミによる応募への影響について】

2022年2月に22・23卒生を対象とする、就職活動における口コミの活用状況を調査した結果、口コミサービスを活用すると答えた就活生は全体の9割に達し、その目的も『就活ノウハウの情報収集』や『情報の裏取り』、『意思決定の参考』が多いことがわかりました。これはオンライン採用で不足しがちな『生の情報』や『実際の様子』を知ろうとする求職者が多いことを示しています。

就活中にクチコミを見ましたか?

クチコミはどういう時にどの様な目的で見ますか?

この調査は新卒の就活生が対象ですが、9割が活用しているという結果から見ても、転職を含む求職活動における一つの傾向として捉えていく必要があるでしょう。

※参考:『【就活におけるクチコミの活用状況調査】Z世代の就活生はクチコミを使う学生が9割以上 不足する『生の情報』『実際の様子』がクチコミに求められる』(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000058834.html

【口コミに対する対策について】

口コミはすべてがポジティブな内容ではなく、中には企業にとって不都合なことも掲載されます。イメージダウンによる応募数の減少を食い止めるためにも、何かしらの対策を講じていく必要があります。

公正性を担保する上で、情報を掲載された企業が口コミ情報を削除することはできません。いかなるネガティブな情報でも、都合が悪いからという理由は受け付けられないと認識しておきましょう。ただし、明らかなデマや嘘の情報であれば、弁護士を通じて虚偽の情報であることを証明した上で削除することも可能です。

※参考:『「転職会議」など就職口コミサイトの投稿を削除できる?』(福岡顧問弁護士相談)

「転職会議」など就職口コミサイトの投稿を削除できる?

しかし、一般的には削除できないことが前提にありますので、現時点では以下の対策を講じることがネガティブな情報の流布を予防する手段と考えられます。

  • ■Googleマイビジネスにオフィシャル情報を掲載する

    オーナーであれば企業や店舗などの詳細情報を掲載することができますし、口コミに対する返答も可能です。きちんと丁寧な説明を行うという手間はかかりますが、リスク回避のためには多少の作業は必要と考えましょう。

  • ■従業員から内部事情に関する口コミを投稿してもらう

    今は自分たちのことについて、正直に情報開示する方が信頼を得られる有効手段となっています。ついつい良いことばかりを書き連ねがちですが、現実的な話を含めネガティブな情報も投稿しましょう。

  • ■ネガティブ情報に対する社内改善

    とはいえ、ネガティブな情報は放っておいてもプラスに転じることはありません。社内の健全化をはかるためにも改善すべきところは改善し、すぐに対応できないことは継続的な見直しをはかるなどの対応も必要です。

  • ■採用サイトでのオフィシャル情報の掲載を増やす

    求職者にとって応募の是非を判断する採用サイトにも、オフィシャルな情報を網羅することで会社に対する理解を深めていただく施策を取りましょう。企業イメージと仕事の魅力の両面を訴求することで、新たな魅力誘因をはかることも可能になります。

◆◇◆

人間の性分として、できるだけ自分のことをよく見せたい気持ちは誰にでもあります。会社や仕事のアピールにおいても可能な限りネガティブな要素を排除し、魅力を感じてもらって応募数を増やしたいのはどこの企業も考えていることです。しかし、口コミサイトやサービスが拡大している今、企業の正直かつ真摯な姿勢が求められている時代に入ったと言えるでしょう。オフィシャル情報をしっかり掲載することで、幾分かのリスク回避が期待できる以上、できるだけ早急の対策を講じるべきです。天職市場ならば専門家としての様々なノウハウを活用することで、あらゆる課題解決に取り組むことが可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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