COLUMN 採用お役立ちコラム

2023.02.10

STOP高齢化!Z世代の積極的な採用に向けて、企業がやらなければいけないこと

【はじめに】
企業が継続的に成長していくためには、中長期的な事業計画や資金力、十分な従業員数に誰もが実力を発揮できる社内環境の健全化などが挙げられます。しかし、意外と見落とされがちなのが従業員の年齢構成です。そもそも事業に必要な要素として『ヒト・モノ・カネ』と言われているように、人材は企業にとって絶対になくてはならないもの。特に注意を払うべきポイントが、従業員の年齢構成です。

人は必ず歳を取っていくので、年齢構成に配慮しなければあっという間に組織は高齢化し、気がついたら事業継承もままならなくなってしまいます。そこで行うべきは次の時代を担う「Z世代」と称される若年層の積極的な採用ですが、少子高齢化の影響もあって多くの企業が苦戦している状況です。さらにZ世代特有の価値観や仕事観は従来のものとは大きく異なる部分もあるので、求人原稿や採用コンテンツは新たな視点をもって制作する必要があります。

そこで一人でも多くのZ世代を採用していくために、企業が何に注意して採用活動を行うべきかを紹介してまいります。

STOP高齢化!Z世代の積極的な採用に向けて、
企業がやらなければいけないこと

【はじめに知っておきたい、Z世代とはどんな世代?】

【Z世代が求める環境とは】

【Z世代の獲得に向けて企業が行うべきこと】

【はじめに知っておきたい、Z世代とはどんな世代?】

メディアなどで目にする機会も多くなったZ世代ですが、具体的にどのような世代なのかを把握していない人も多いかもしれません。そこでZ世代の採用活動を行う前に、彼らについて事前情報をあらかじめ知っておきましょう。

  • ◎年代について

    日本におけるZ世代は1996年から2015年の間に生まれた人たちを指しており、2023年時点で8歳から27歳が該当しています。広い年代と感じられるでしょうが、20年後には20代後半から40代に差し掛かるこの年代は、消費の中核を担うと同時に社会の中核を担う存在となっていきます。特に現時点で注目すべきは、1996年から2005年生まれまでの世代。一番下でも2023年に新成人である18歳を迎えますので、採用においては十分な意識を持つべきでしょう。

  • ◎周辺環境について

    幼少期から携帯電話などのデジタルデバイスが身近にあり、真の意味でデジタルネイティブと言える世代がZ世代です。1996年頃に誕生した初期の人たちは思春期にiPhoneの登場を目の当たりにするなど、スマートデバイスに対する親和性も極めて高い世代でもあります。また、スマートフォンを使いこなす彼らはSNSコミュニティとのつながりも強く、情報も既存メディア以上にSNSから収集するケースが目立ちます。

以上のことからも若さゆえの価値観の違いというよりも、我々の最先端が彼らの日常であることも大きな違いであることも事前に理解しておくべきでしょう。

【Z世代が求める環境とは】

当たり前のように新しいことを吸収し、自分たちの日常に取り込むZ世代にとって、果たしてどのような価値観を持って仕事や会社を選択しているのでしょうか。具体的なポイントを紹介していきます。

  • ■働き方の自由度

    同じオフィスに毎日通勤するのではなく、在宅を含むリモートワーク、フレックスタイム、取得しやすい休暇制度など、自由度の高い働き方ができる会社で働きたい傾向が強いです。

  • ■仕事の効率性

    “タイパ(タイムパフォーマンス)”の言葉に示されるよう、時間の有効活用を重視・優先する傾向のある世代です。業務効率の高い環境のもと、ワークライフバランスが取れる働き方を求める意向が強いのもZ世代ならでは。

  • ■キャリア形成

    自分自身の能力やスキルを大切にしながら、社会的成長をはかろうとする傾向があります。実は自身の成長に対する意識も強く、スキル獲得のためなら転職も厭わないため、今まで以上に人材流動性の高い世代と言えるでしょう。

  • ■適切な評価や待遇

    Z世代は情報の公開や評価、業務内容、待遇・福利厚生にいたるまで平等であるべきだと考える傾向が強いです。少しでも不平等さを感じるとSNSなどですぐに相談できるので、制度面で古い慣習が残っていると敬遠される可能性もあります。

パソコンを持って立つ男性

【Z世代の獲得に向けて企業が行うべきこと】

今後の採用活動において、Z世代を一人でも多く採用していくためには、彼らが興味関心を示し、共感してもらえる情報をわかりやすく伝える必要があります。それと同時に、多くの注目を集める戦略の推進も必要となります。企業としてどのようなことに力を入れていくべきか、いくつかのポイントを紹介してまいります。

  • ■求人原稿の細分化

    これまでコスト面を考慮して、一つの求人原稿に複数の職種を掲載してきたところも少なくないと思います。しかし、より詳細を知ることでZ世代に働くイメージを想起させるためには、「職種ごとの原稿制作」を行うのがお勧めです。職種ごとに具体的な仕事内容、得られるスキルなどの訴求を行うことによって、Z世代一人ひとりに対する応募動機の形成をはかります。

  • ■採用ターゲットの明確化

    母集団を形成したいがあまり、詳細なペルソナを設定せずに広く募集をかけるケースも以前は多く見られました。しかし、働き方の自由度など個々で価値観が異なるZ世代に対しては、より詳細にわたるペルソナを設定し、企業としてどのような人材を求めているかを明確にする必要があります。「自分には関係ない」と思わせないためにも、ここの作業はしっかりと行いたいです。

  • ■注目が集まりやすいメディアの活用

    仕事を探す上で、旧来ならばハローワークや求人メディアなどを活用するケースも多くありました。しかし、デジタルネイティブであるZ世代の求職活動は検索サイトやSNSを活用し、間接的に求人コンテンツへアクセスする傾向が目立ちます。従来の求人サイトへの掲載だけではなく、広く周知させていくためにも彼らが利用するメディアを活用することも必要です。

  • ■働くイメージを想起させるコンテンツ作成

    特にワークライフバランスに対する意識の強いZ世代にとって、求人票に記載されている仕事内容や勤務時間などのデータだけでは実際に働くイメージが想起しにくく、応募動機の形成までにはいたりません。たとえば1日の仕事の流れなどをビジュアルを交えて時系列で紹介したり、先輩たちのインタビューを掲載したりと、より具体性のあるコンテンツを提供していくことが大事となります。

  • ■スキル・キャリア形成についてのコンテンツ作成

    自社で働くことによってどのような知識やスキルが習得できるのか、具体的な教育制度や評価制度、先輩たちのキャリアアップ事例などを紹介するコンテンツもZ世代に対して有効性が高いでしょう。Z世代はデジタルネイティブとはいえ、スマートフォン中心でパソコンスキルは決して高くない特徴があります。ビジネススキルの習得においては、より詳細を紹介することでスキルアップのイメージを想起させることも必要となります。

◆◇◆

Z世代を採用し、定着させていくためには、採用活動の戦略化と同時に受け入れる環境面も整備する必要があります。求人原稿などで訴求したことが、いざ入社してみると期待はずれだったとならないよう、解決すべき課題は事前にクリアしておきたいものです。天職市場であれば、採用活動の戦略から社内制度や仕組みづくりにいたる様々な課題への相談が可能です。まずは一度、ご相談ください。

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