2024.01.15
「求人原稿の作り方がわかりません」採用Q&Aシリーズ
人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「求人原稿の作り方がわかりません」です。
Q:「求人原稿の作り方がわかりません」
A:求人原稿を作るときには「求職者のペルソナ」作りから始めましょう。
実際に応募してほしい人を具体的に思い浮かべることで、求職者に「刺さる」求人を作ることができます。
例として、ドラッグストアの店員で未経験者を採用したい場合を挙げます。
◎仕事内容と採用条件
ドラッグストアの店舗スタッフ
レジ打ち接客、品出し、店舗クリンリネスなど
パートタイム、アルバイト 勤務時間は応相談 3時間から可能
社会保険加入可、扶養範囲での勤務可
社員割引制度あり
採用したい人材のイメージは
・近隣から通える方
・30~50代の女性
・短時間パートでもフルタイムでも長期で働ける方
といった想定をしています。
このままでもある程度は求人を作れますが、より具体的な人物像(ペルソナ)を細かく決めることで、どういった事柄に興味を持つのか明確にすることができます。
◎より掘り下げたペルソナ設定
30代の主婦
保育園のお子さんがいる
2年ぶりの仕事でブランクあり
◎ペルソナの思考
ブランクがあるから週3日くらいからまずは働きたい
お迎えがあるから16時くらいに終わりたい
人と関わる仕事もしたい(前職が販売員)
土日は休みたい
◎検索しそうなキーワード
子育てママ、時短勤務、扶養内、週3日、接客、土日祝休み
◎出来上がった求人のタイトル
「子育てママでも安心の時短勤務OK☆週3から働ける接客のお仕事です!」
こうした具体的な設定を決めることで、ぼやっとした求人表現から、より応募してほしい求職者を惹き付ける「刺さる」求人表現にすることができます。求職者が具体的にどんなことに関心があるのか。求職者が働くときに気にしてしまうことは何なのか、など。よりイメージしやすいポイントを書いてあげることで、募集効果がぐんと高まります。
また自社の採用サイトでは求人掲載数の制限もないので、複数のペルソナに向けた求人を並行して掲載することもできます。
天職市場では、求人の作り方、ペルソナ設定のやり方なども具体的にサポートしております。ぜひお問い合わせください。