COLUMN 採用お役立ちコラム

2024.03.13

Q&A

「契約社員が集まらないので正社員採用を検討しています」採用Q&Aシリーズ

人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「契約社員が集まらないので正社員採用を検討しています」です。

Q:「契約社員が集まらないので正社員採用を検討しています」

A:契約社員よりも正社員の方が応募は集まりやすいです。
近年の人手不足や物価の上昇もあり、転職希望者は増えています。その中でも転職先の希望条件として「正社員」を挙げる人が増えています。人材採用で正社員採用が可能な職種であれば、正社員としての募集を検討するのも良い手だと思います。

さて「正社員採用」といった場合に気を付けたいのが、一般に正社員と契約社員の違いは「雇用期間の定めの有無」にあるということです。
正確には、「雇用期間に定めがない」雇用契約を「無期雇用」といい、雇用契約期間が1年未満で評価などによって更新を判断するのが「有期雇用」です。この「無期雇用」を正社員、「有期雇用」を契約社員と習慣的に呼んでいます。
ですので、同じ「正社員」でも様々な雇用条件を設定することができます。

時短正社員:就業時間がフルタイムより短い正社員
家庭との両立をしたい子育て世代の採用に向いています。

地域限定正社員:勤務地域を限定した正社員
転勤や転居を避けたい人を採用しやすくなります。

ジョブ型雇用:業務内容を限定した雇用
特定の職種のキャリアを積みたい、経験を活かしたい人材を採用できます。

こうした区分を設けることで、既存社員の賃金テーブルとの差を気にせずに採用枠を設けることができます。就業規則の改定が必要な場合もありますが、柔軟な採用の組み立てをすることで求人募集力を高めることもできるため、ぜひ検討してみてください。
勤務時間・業務範囲や地域を限定し働きやすい条件を設定すると、給与などの条件が多少低くても集まりやすくなります。

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