2024.03.13
「ガクチカってなんですか?」採用Q&Aシリーズ
人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「ガクチカってなんですか?」です。
Q:「ガクチカってなんですか?」
A:新卒採用で聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略です。
新卒採用では職歴では判断できないため、学生のポテンシャルを測って採否を決めます。この時に、主にES(エントリーシート)で書類選考する際に聞かれる定番の設問が「学生時代に力を入れたこと」略して「ガクチカ」です。
学生の主な回答内容としては
・部活、サークル活動
・アルバイト経験
・ボランティアなどの活動
・留学経験
・学業の実績
などが挙げられます。
コロナ禍まではこの「ガクチカ」を重視する企業が多かったため、学生も「ガクチカ」のネタをどう増やすかに腐心していました。しかし、コロナ期には外出自粛やリモート授業であまり活動できなかったこともあり、2024卒・2025卒などでは「ガクチカ」ではなく、大学での学業に絞った設問や、社会に出てから取り組みたいこと、大事にしている価値観などを聞くケースが増えているようです。
また、大手企業では大量のESをAIで自動評価することもあり、「ガクチカ」の内容よりも、他の記述との整合性・一貫性に重きを置くことも増えています。
選考・面接では学生の自己アピールの内容よりも振る舞いや話し方、グループディスカッションでのコミュニケーション力などを重視するケースも多く、「ガクチカ」の重要度は減少する傾向にあるようです。
自社の採用でどういった能力やポテンシャルを重視するかは、採用コンテンツの内容や発信チャネルにもかかわることですで、ぜひ明確にし深掘りしていきましょう。
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