2024.06.20
「人事が気を付けるべきコンプライアンスって何ですか?」採用Q&Aシリーズ
人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「人事が気を付けるべきコンプライアンスって何ですか?」です。
Q:「人事が気を付けるべきコンプライアンスって何ですか?」
A:近年特にリスクが高いのは「不正受給」「労基法」「個人情報」です。
会社のコンプライアンスについては最近特に厳しくなっています。
その中でも人事が特に気を付けなければいけないものが3つあります。
1.不正受給
コロナ対策の補助金(雇用調整助成金)の不正受給は非常に話題になりました。こうした補助金の不正受給は、メディアで報道されやすく企業ブランドの価値を著しく損ないます。また採用にも大きなマイナスとなります。
2.労働基準法
「残業代未払い」や「長時間労働」といった法令違反があった場合、訴訟リスクがあるほか、ハローワークの求人掲載や助成金の申請ができないといったデメリットが発生します。また、労働基準法以外の「社保未加入」「パワハラ」も要注意です。
3.個人情報漏えい
社員や応募者の情報は個人情報に当たるため法令に則った情報管理が必要です。特にマイナンバーはより厳重な管理が必要です。情報漏えい事件は報道が記録に残りやすく、人材採用にもマイナスに働きます。
会社の事業では様々な法律に従って業務を行う必要がありますが、人事はコンプライアンス面での注意が必要な部署の一つです。適切な管理と教育を行いましょう。
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