COLUMN 採用お役立ちコラム

2024.08.07

Q&A

「配属ガチャはなぜ嫌がられますか?」採用Q&Aシリーズ

人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「配属ガチャはなぜ嫌がられますか?」です。

Q:「配属ガチャはなぜ嫌がられますか?」

A:いろいろ理由はありますが一番の理由は「就活が長いから」です
年々話題になる「配属ガチャ」。
新卒で内定した学生が、配属先を聞いて内定辞退する。あるいは、入社直後に配属先を聞いて早期退職する、といった事態が物議をかもしています。

学生や新入社員が「配属ガチャ」を嫌がる理由として大きいのが、就活の長さです。
今の就活生は3年生の4月、あるいはそれ以前から就活をしており、就活全体で1年以上かかることも珍しくありません。その上で、配属先の通知が4年生の10月以降になることも多いため、内定後も半年近く待たされることになります。
そのため、複数の内定に承諾しておいて、配属先が希望に近いものを選び、それ以外は辞退するといった行動を自己防衛として行っている学生も増えています。
配属先の通知が遅い場合には、この辞退の危険性が高まります。

また、今の新卒採用市場が「超売り手市場」となっていることも理由として挙げられます。
第二新卒での就活やり直しも増えており、「入社直後に辞めても就職先は見つかる」ため、早期離職の心理的ハードルも下がっています。
また、今の若手は転職を前提としたキャリア観を持っている傾向が強く、「転職市場でプラスになる経歴が積めないなら辞める」という見切りもシビアです。こうしたことも「配属ガチャ」を忌避する要因になっています。

内定辞退や早期離職を防ぐためには、採用選考段階から具体的な仕事のイメージをすり合わせてマッチングを行うこと、得られる経験や働きがいについて伝えることが重要です。採用サイトのコンテンツなどを充実させること、SNSを通じてコンタクトを増やすことで、ある程度辞退・離職を防ぐことができます。
課題をお持ちの方はぜひ天職市場にご相談ください。

Youtube天職市場チャンネルでも配属ガチャについてご紹介しています。
【入社後の配属ガチャはなぜ嫌われる?】
https://youtube.com/shorts/7SCaMjHMzvI?si=8wh1hZHXZ11zJp8y

ニュース解説セミナーでは類似の話題「内定辞退」について解説しています。ぜひアーカイブをご視聴ください。
月刊HRトピックス 2024年6月「内定辞退」
https://1049.co.jp/seminar/seminar_20240606/

天職市場は、自社採用サイト・求人メディアを長期的に活用し採用活動の効果を高める様々な施策をご提案できます。
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