COLUMN 採用お役立ちコラム

2024.08.21

Q&A

「喫煙者を採用しないのはOK?」採用Q&Aシリーズ

人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「喫煙者を採用しないのはOK?」です。

Q:「喫煙者を採用しないのはOK?」

A:禁煙してもらうことを条件に採用することはOKです。

喫煙者の生産性が低い、あるいは接客時に臭いが気になる、といった理由で、喫煙しないことを採用条件としている企業はあります。
喫煙は本人の能力に直接関係ない趣味嗜好ではありますが、企業の方針として喫煙を禁止し、採用時の条件とすることは可能です。

この際、注意すべきポイントが2つあります。

①社内ルールの明示
採用選考時に、社内で就業時間内の禁煙などのルールを設けていて、入社に当たっては同意が必要、といった説明が必要になります。就業規則やルールブックなどを示すこと、社内ルール制定の目的(顧客サービスの向上、社員の健康増進など)について説明すると良いでしょう。

②入社に当たっての同意書
入社する際の同意書に、就業時間内の禁煙など社内ルールに同意する旨を署名してもらいます。

こういう手続きを踏むことで、喫煙者でも社内ルールに同意して入社してもらうことができます。
会社固有のルールは社会常識に反しない範囲で設定できますが、入社時にきちんと同意を得ることでトラブルを防ぐことができます。

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