2025.04.10
「採用コンテンツのネタがありません!」採用Q&Aシリーズ
人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「採用コンテンツのネタがありません!」です。

Q:「採用コンテンツのネタがありません!」
A:求職者は会社の本当の姿を知りたがっています。多面的な情報発信に取り組みましょう。
採用サイト(自社オウンドメディア)を始める際に、多くの担当者の方から相談される点が「採用サイトに載せるコンテンツがない」ことです。さらに詳しく伺うと、「コンテンツにするほど面白いことがない」「よその会社と変わらない」といったお悩みの場合が多いです。
採用サイトのコンテンツや、SNSなどで発信するコンテンツは、会社の魅力を発信するものですから、なるべく良いところを見せたいと思うのも無理はありません。
しかし、求職者は採用サイトを見る際に「できるだけ会社の本当の姿を知りたい」と思っているので、誰もが良いと思う情報に限らず、様々な情報を見せていくことが採用の成功につながります。ある程度わかりやすく伝わりやすく見せる努力は必要ですが、どんな情報であっても採用コンテンツとして見せる価値があります。
ポイント1 ほかの会社の採用コンテンツをよく見る
その上でどんなものを採用コンテンツとして見せればいいか、というネタ探しの方法ですが、一番有効なのが地域や同業で採用に成功している会社の採用コンテンツをよく見ることから始めるといいでしょう。
採用のターゲットとなる母集団や職種が近く、採用に成功している会社のコンテンツは、自社で同じようなテーマや見せ方ができる場合が多く参考になります。記事や動画の形式などの掲載フォーマットや、掲載しているメディアなども参考になるのでぜひチェックしてください。
ポイント2 社内で行っている活動を書き出してみる
社内に眠っている採用コンテンツのネタを掘り起こす際には、社内で行っている業務以外の活動、業務の工夫などを書き出してみるといいでしょう。
製造業ではQC活動や3S・4S活動、物流業では安全講習や無事故カレンダー、サービス業では接客研修などの取り組みを採用コンテンツとして紹介することができます。また、スポーツ活動や健康支援の取り組み、福利厚生や資格取得支援制度など「どこでもやっている」と思うような活動も採用コンテンツに使えます。
ポイント3 会社のニュースも発信しましょう
既に内向きや外向きに発信されているニュースがあれば、ぜひ積極的に採用コンテンツにも使っていきましょう。
新商品の発表や新技術の紹介、取引先からの評判や表彰された社員の話題、地域活動やお祭りへの参加など、一時的なニュースでもかまいません。社内報などで紹介されたものなどを使いまわして発信するだけでも、社内の魅力発信に役立ちます。
会社の魅力を短くまとめて言語化することは難しいですが、いろいろな情報を発信して多面的に魅力を伝えることは比較的簡単です。また、継続的に新しい情報を提供することは、会社の信用や採用ブランドの獲得につながっていきます。人手不足の採用市場では、他社の求人と競合することが増えています。採用コンテンツの情報発信を強化して他社よりも「選ばれる」会社になっていきましょう。
天職市場は、自社採用サイト・求人メディアを長期的に活用し採用活動の効果を高める様々な施策をご提案できます。自社採用サイトや求人の運用についてお困りの際はぜひ天職市場までお問い合わせください。