COLUMN 採用お役立ちコラム

2026.02.13

【新入社員のホンネ】入社前に不安だったことランキングTOP3|辞めさせないための仕事の任せ方と上司の心得

春は出会いの季節であり、同時に「早期離職」のリスクが高まる季節でもあります。
「ゴールデンウィーク明けに新人が来なくなった(五月病)」
「夏休み前に退職願を出された」
こうした事態を防ぐために最も重要なのが、入社直後の「オンボーディング(受け入れ)」です。
しかし、上司や先輩が良かれと思ってかけた言葉が、実は新人の不安を加速させていることも…。
本記事では、最新の調査データから「新入社員が本当に不安に思っていること」をランキング形式で紹介し、離職を防ぐための「仕事の任せ方」と「上司の心得」について解説します。

1. データで見る「新入社員の不安」ランキング
リクルートマネジメントソリューションズが実施した「新入社員意識調査2025」によると、新入社員が「仕事・職場生活をするうえで不安に思っていること」のTOP3は以下の通りです。
・第1位:仕事についていけるか(64.8%)
・第2位:人間関係・コミュニケーション(※関連項目計)
・第3位:自分が成長できるか(30.1%)
意外と多い「能力」への不安

多くの管理職は「人間関係」を心配しがちですが、新入社員の最大の不安は「自分の能力で仕事がこなせるか(役に立てるか)」という点にあります。 また、近年顕著なのが第3位の「成長不安」です。「この会社にいて自分はスキルアップできるのか?」という焦りは年々強まっており、簡単な仕事しか与えないことが、逆に「ゆるブラック(成長できない職場)」と認定され、離職につながるケースも増えています。

2. 「雑用ばかり」はNG!効力感を生む仕事の任せ方
新人はまだスキルがないため、つい「データ入力」や「書類整理」といった単調な雑用ばかりを頼んでしまいがちです。
しかし、誰とも関わらず、ひたすらPCに向かうだけの作業は「自分はここにいる意味があるのか?」という孤独感と無力感を増幅させます。
オススメの仕事選び:3つのポイント
1・「ありがとう」が見える仕事
チームメンバーと協力して行う作業や、プレゼン資料のグラフ作成など、自分の仕事が誰の役に立ったかが明確なものを選びましょう。「君のおかげで助かったよ」と言われる経験が、初期の定着に不可欠です。
2・体を動かす・変化のある仕事
書庫の整理やオフィスレイアウトの変更など、座りっぱなしではない作業も効果的です。体を動かすことで緊張がほぐれ、周囲と自然な会話が生まれやすくなります。
3・小さな「完了」がある仕事
果てしなく続くルーチンワークではなく、「まずはこれを終わらせよう」と区切りが見えるタスクを任せ、達成感を積み上げさせましょう。

3. 「氷河期世代上司」の落とし穴…自分たちの新人時代とは違う
現場の管理職(40代〜50代)の中には、就職氷河期を生き抜き、「仕事は見て盗むもの」「教えてもらえるなんて甘えだ」という環境で育った方も多いでしょう。
しかし、その感覚で今の新人に接すると、ジェネレーションギャップによる断絶は避けられません。
「手取り足取り」ではなく「ガイドライン」を示す
教えるのが苦手な上司が無理に「手取り足取り」教える必要はありません。重要なのは「迷わせないこと」です。
・目的と期限を明確に:「とりあえずやっといて」ではなく、「何のために(目的)」「いつまでに(期限)」「どのレベルで(品質)」やるかを最初に提示します。
・「聞きやすい」空気を作る:常に忙しそうにしていると、新人は質問できず、勝手な判断でミスをするか、手が止まってしまいます。「15時から10分間空けるから、質問あったらそこで聞くよ」と時間を区切ってあげるだけでも、新人の心理的安全性は劇的に高まります。

4. まとめ:最初の1ヶ月が勝負
入社後1ヶ月間の体験が、その後の定着率を大きく左右します。
「忙しいから見て覚えろ」は、今の時代には通用しません。現場任せにせず、組織全体で「迎え入れる準備」を整えましょう。

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